なんと!幻聴妄想かるたが一般書店でDVD付きで発売されています。
発売は今日(11月14日月曜日)よりで、出版社は医学書院さま。
一般書店にて税込み2,415円で発売されます。
11月6日の朝日新聞でも幻聴妄想かるたをご紹介いただいています。
ハーモニーでもご注文を受け付けており、
こちらにご注文して頂いた場合にはハーモニー利用者さんへの還元も致しております。
ハーモニーでのご注文は、月曜日から金曜日の9:30~16:30の以下の番号となります。
03-5477-3225
また、書店さまは医学書院販売課にご問い合わせ下さい。
03-3817-5651
このたび本屋さんから発売される幻聴妄想かるたのDVDでは、
日常を紹介するためにメンバーへのインタビューや施設ルポも収録しています。
メンバーからのリクエストで選ばれた俳優の市原悦子さんが札を読むCDも付録しています。
今までハーモニーでは、利用者さんの作業としても幻聴妄想かるたと冊子の製本製造を行っていました。
それが、書店に並ぶようになるとは、、。
今まで幻聴妄想かるたに力添え下さった方々、そして幻聴妄想を理解して欲しい、理解したいという方々がいらしてのことだと思います。
皆々様に感謝するとともに、幻聴妄想をもつ方々の理解が深まることを願います。
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朝日新聞の記事はこちら------------------
妄想や幻聴、かるたに 東京の精神障害者、個性を商品に
こころの障害を持つ人たちが、自らの妄想や幻聴を「かるた」にした。何かと苦労の多い日常を切り取った言葉の数々が、近く商品になって発売される。
■切実な言葉 ユーモアと孤独同居
今月14日、医学書院から発売される「幻聴妄想かるた」は、精神障害者の支援施設「ハーモニー」(東京都世田谷区)への通所者とスタッフたちが、妄想や幻聴の苦労を語り合う中から、言葉を集めて札にした。
「弟を犬にしてしまった」
「いつの間にかごはんの食べ方がわからなくなった」
「突然雨が降ってきて そしたら 周りの町が消えていった」
どれも荒唐無稽なようで、当事者には切実な体験。突き抜けたユーモアと、孤独が同居する。付属の冊子で言葉の背景を解説する。
「かるた」誕生のきっかけは、4年前にさかのぼる。ハーモニー施設長の新澤克憲さん(51)は「自分たちで売れるものはないのか、追い込まれたのです」と説明する。
2006年の障害者自立支援法施行によって、小さな作業所だったハーモニーにも経済的な自立が求められた。しかし、通所者は中高年が中心。症状が重い人の受け皿の役割も果たしており、大きな作業所と肩を並べるのは難しかった。海産物などを売って収益を上げる地方の作業所もあるが、田畑も海もない都市部で「資源」と言えそうなのは、自分たちの個性だけだった。
幻聴や妄想には、その人らしさがあらわれる。日ごろ口にしてはいけないと自制しているだけに、やっかいな状況をわかってほしいという気持ちも強く、かるたという商品にして社会へ発信するアイデアに皆が賛成した。
新澤さんは、あるメンバーから「仲間の話に自分も笑っちゃうのだから、人に笑われるのは平気。怖がられたり危険だと思われたりするのが一番悲しい」と打ち明けられた。
最初は無地のかるたにシールを貼って売り、入ったお金で印刷機を買って、これまでに500セット売れた。同じ悩みの人や家族、教材にしたいという学校のほか、俳句の愛好者や民話の研究者からも注文がきた。
■医学系出版社が発売企画
医学書院の石川誠子(なりこ)さん(43)は、かるたの言葉の力強さに心が揺さぶられ、発売を企画した。
これまで精神看護の本を作るなかで、一般の人が障害を理解する難しさを感じてきた。「実際は身近な存在なのに、知るすべも機会もあまりに少ない。入り口は『面白い』でいいと考えたのです」
日常を紹介しようと、メンバーへのインタビューや施設ルポをまとめたDVDを作製。俳優の市原悦子さんが札を読むCDとともに付録に付けた。「人選はメンバーからのリクエスト。独特の世界が広がりました」
日赤看護大の小宮敬子教授は、当初から「かるた」を応援している。「医療者も患者も隅に隠しておこうとしてきたものを、表に出したところがすごい。患者さんは自分も同じだと安心できるし、周囲が気持ちを分かち合うきっかけにもなる」と話す。
定価は税抜き2300円。書店やネットで注文できるほか、ハーモニー(03・5477・3225)でも月~金曜日に受け付ける。(長沢美津子)